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三井塑料貿易(上海)有限公司(以下「三井塑料」)は三井物産プラスチック株式会社(以下「三井物産プラスチック」)、 上海徳迩実業集団有限公司(以下、「DARE」)と株式会社加地テック(以下、「加地テック」)と提携し、急速に発展する中国の水素エネルギー市場に対し、2021年11月11日に水素圧縮機事業の中国市場開拓と応用について共同検討していくためのパートナーシップ協定を締結しました。

三井塑料は、中国が温室効果ガス排出削減を模索する中で、再生可能なエネルギーである水素の活用は将来のグリーンエネルギー発展の重要な方向であると考えています。低炭素水素は現在、世界各国の重要な取り組みであり、水素生産大国である中国では特に重要視されています。2020年の世界の年間水素生産量は約7,200万トン、中国の水素生産量は約2,500万トン、このうち再生エネ由来水素は1%未満に過ぎず、残りは化石エネルギー(7080%)と工業副産物(20%以上)から由来していると言われています。「中国水素エネルギー産業発展報告2020」によると、中国政府は、再生エネ由来水素の割合を2025年までに約1%から5%に引き上げ、2030年には10%に達するとの目標を立てています。

加地テックは日本の水素圧縮機のトップメーカーであり、 豊富な製造と販売実績を有しており、水素製造、出荷、発電、車両充填などサプライチェーンおよび水素モビリティ用に幅広く製品開発、製造、販売を実施し、低圧(0.50.7MPa)から超高圧(82MPa)まで幅広く納入実績があり、多様な顧客ニーズに対応しています。

DAREグループは国内トップレベルの開発型TierⅠメーカーであり、ポンプ、電動モーター、自動車エレクトロニクス・車載センサー等の自動車部品の製造販売に強みを持っており、近年では、燃料電池自動車向け燃料電池システムの開発・製造・販売から全固体電池の開発までNEV向け事業を新なコア事業として位置付け、全世界に製造販売及びR&D 拠点を構えています。

三井塑料および三井物産プラスチックの親会社である三井物産は、低炭素化による水素社会の実現を注力領域と捉え様々な取組を行っており、三井物産グループ全体の枠組みの中で、三井塑料と三井物産プラスチックは、脱炭素社会の構築に向けて水素圧縮や水素貯蔵などの水素インフラ整備事業に積極的に取り組んでいきます。

三井塑料は三井物産プラスチックと共に加地テックとDAREとの提携を通じて、加地テックの先端技術を導入し、DAREの中国全域の販売拠点を活用しながら、中国の水素エネルギー産業の発展を支援し、中国のカーボンピークアウトとカーボンニュートラル戦略及び水素エネルギー社会の構築に協力していきます。